専門医が語るオペマニュアル フェイスリフト

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ノエル銀座クリニック 塩尻泰宏先生

日本外科学会外科専門医及び日本美容外科学会会員で、アメリカ心臓協会ACLSプロバイダー資格を持つ医学博士。フェイスリフトで日本一の症例数を誇る保志名院長と共に、ひきつれのない「ノエル式フェイスリフト」を確立し、繊細な技術で多くの患者様の支持を得ています。

ノエル銀座クリニックは「医療と美容のコラボレート」のもと、お客様ひとりひとりのニーズに合った最高の状態をEBM (Evidence Based Medicine) に基づき、最新・最適な美容医療メニューとパーソナルサービスを提供いたします。
それはまさしく医療と美のオートクチュールの体感といえることでしょう。

フェイスリフトは、鼻を高くする、一重を二重にするといった美容形成手術とは違い、若返り/アンチエイジングのための手術です。したがって、別人になる手術ではなくタルミを引き上げて、若いころのお顔立ちに戻る手術ともいえます。
本稿で全てを述べることは困難ですが、「ノエル銀座クリニック」のフェイスリフトに対する考え方や術式についてわかりやすく説明します。

タルミを引き上げて若返り!

症例写真

タルミは、加齢や紫外線によるコラーゲンなどの減少・変性で皮膚の弾力や張力が失われることに加え、筋肉の減少や張力の低下で、重力により皮膚や筋肉が下にさがることで生じます。
モデルさんや女優など、どんなにきれいな人でも加齢とともにタルミがでてきます。頬にあった筋肉、皮膚が下に移動するため頬がくぼんで、その下が逆に膨らみ、一般的にタルムと顔の輪郭が四角くなります。
フェイスリフトは皮膚だけでなく、たるんだ筋肉も引き上げてもとの位置にもどすため、若い頃と同じ輪郭に戻ります。

フェイスリフトの適応年齢

フェイスリフトに年齢制限はありませんが、40歳前後の方が最も多いです。この年代の多くは、タルミが気になりだす頃で、またタルミが初期のこの頃に手術をすると、劇的な変化がないので逆に周囲の人にばれにくく、一見「やせた?」と周囲には思われることが多いようです。
しかし最大のメリットは、術後10年以上たっても元の状態に戻ることはなく、若い顔立ちを維持できることです。
また一生に一度しか受けられないものではありません。10年、15年たってまたタルミが気になれば、何度でも手術が受けられます。40歳前半で受けた方が、60歳前後で再び受るケースも珍しくありません。

フェイスリフト手術の実際

フェイスリフト手術は、「こめかみリフト」、「ホホのリフト」、「クビのリフト」、「クビの脂肪吸引」の手術を患者さまの状態や希望にそって、組み合わせて施行します。

こめかみリフト

ホホ上部から目尻にかけてのタルミを改善します。指で引っ張ったような釣り目になったり、二重の幅が変わることはありません。ふんわり自然に目元に張りが出ます。

  • 手順
  • こめかみリフト手順イラスト
  • 耳の上で毛髪の中を約4cm縦に切開します。
  • 余剰皮膚(頭皮)を切除し縫合します。
  • 傷は毛髪のなかに隠れて、目立たないです。
  • 毛根を傷つけたり、無理に頭皮を引っ張って縫合すると「脱毛症」の原因となりますが、当院の手術法では「脱毛症」を起こすことはありません。
こめかみリフト写真

ホホのリフト、クビのリフト、クビの脂肪吸引

ホホからクビのタルミを改善します。ホホとクビのリフトは同時に行う事でそれぞれの効果が最大限に発揮されるため、ほとんどの場合で組み合わせて行います。クビの皮下脂肪が多い方は脂肪吸引を組み合わせることでクビのリフトの効果が上がります。

  • 手順
  • 耳の前と後ろで、耳の輪郭に沿って切開します。クビのリフトの場合は耳の後ろの毛髪の生え際まで延長します。
  • ホホからクビにかけて皮膚を剥離します。
  • 筋肉を引き上げます(SMAS:superficial musculoaponeurotic systemと呼ばれる表在性筋膜の縫縮)。
  • ひきつれやヨレがないように皮膚を面で引き揚げ、あまった皮膚を切除し縫合します。
良い例悪い例・写真

手術に際する注意点

フェイスリフトは美容外科手術の中でも最も難易度の高い手術の一つといえます。ただ「タルミやシワをとる」のではなく、見た目にも感触的にも自然なフェイスラインになるように、一人一人の状態を正確に診断し最適な手術を行うことが大切です。

  • 手術時間はどれくらい?
  • ホホからクビにかけて皮膚をきちんとした範囲まで剥離し、筋肉を引っ張り、細かく丁寧に縫合すると2~3時間では終わりません。ホホ、クビのリフトの場合、髪の毛よりも細い糸で細かく丁寧に縫合するため、片側の縫合だけでも1時間半はかかります。総手術時間はどうしても5~6時間はかかります。
  • 糸のリフトは?
  • 「糸によるリフト」はタルミを引き上げても余剰皮膚を切除しないため、部位によっては逆にたるみが増えたりする場合があり、効果は半年持てばよい方でしょう。何本も糸を埋めた後、結局は当院でフェイスリフトをお受けになる方が意外に多いです。
  • 金の糸とは?
  • 「金の糸美容術」は、純金の細い糸を真皮や皮下に挿入するものです。金の糸が皮膚に挿入されると皮膚の細胞が活性化しコラーゲンを増成します。そのため皮膚に張りが出て引き締まり、しわが改善したりタルミが予防できたりします。しかし、フェイスリフトのようにタルミをじかに引き上げる効果はほとんどありません。

フェイスリフトを検討されている方は、以下のチェックポイントをしっかりと確認し、ご自身の中できちんとご納得いただいたクリニックで受けられることをおすすめいたします。

  • 1.手術前のカウンセリングは執刀医とカウンセラーがしっかりと親身に時間をかけて行っているか?
  • 2.執刀医の経歴(症例数および豊富な知識があるか?)
  • 3.手術や麻酔に関する詳しい説明(メリット、デメリット)がきちんとされているか?
  • 4.手術後の検診(アフターフォロー)がしっかり行っているか?
  • 5.術前検査(問診、血液検査、レントゲン、心電図など)はきちんと行われているか?
  • 6.手術時間は適正か?
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