Dr.川島のスキンケアコラム

玄米食のすすめ

2020/10/27

玄米は稲の果実である籾（もみ）から籾殻を取り除いたもので、玄米から糠を（ぬか）を除いたものが白米です。玄米には白米に比べ、食物繊維、ガンマオリザノール、抗酸化物質、水溶性ビタミン、ビタミンE、ミネラルが豊富に含まれています。

白米を食べ続けている人に比べて玄米食を続けている人は、肥満になりにくく、糖尿病や高血圧などの生活習慣病になるリスクが3分の1であると言われています。また、腸内細菌叢も変化して、便通が良くなるだけではなく、脳機能にも好影響を与えると言われています。これだけよいこと尽くしなのに、玄米食を取っている日本人は、100人に一人もいないと言われています。玄米はうまく炊けなくて、硬くなってしまう、という方もおられますが、炊く前に水につけておき、圧力釜を使うと美味しく炊けるそうですよ。皆さんも玄米食を始めてみませんか？

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顧問医師　川島眞

東京女子医科大学　名誉教授
東京薬科大学　客員教授
一般社団法人ウェルエイジング　総院長
特定非営利活動法人皮膚の健康研究機構　副理事長

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