2017/04/10
今年も紫外線が気になり始める季節になりました。
サンスクリーン剤の性能標示としてSPF、PAがあることは以前に述べました。SPF30とかPA++とかで表現されますが、光老化(しみ、しわ、たるみ、皮膚癌)を予防するには、SPF15、PA+の効能を有するサンスクリーン剤を使用することが必要です。
性能を確認する試験では2mg/cm2の量のサンスクリーン剤を塗り、紫外線を当てて赤くなるかでSPF、黒くなるかでPAを測っていますが、この量は実はかなり厚塗りの状態です。
実際の塗る量を何人かの方で調べてみましたら、ほとんどが1mg/cm2以下であることが判りました。これでは標示された効果は得られません。塗る量が半分だとSPF、PAも半分の効果と考えてよさそうです。
東京女子医科大学 名誉教授
東京薬科大学 客員教授
一般社団法人ウェルエイジング 総院長
特定非営利活動法人皮膚の健康研究機構 副理事長
ノエル銀座クリニック院長保志名勝は、日本美容外科学会理事長を歴任した立場から、美容医療業界全体の信頼性を高めることに努めております。
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