QスイッチYAGレーザー
境界が明瞭な大きな老人性色素斑の治療では、メラニンへの吸収が高く、表皮の色素を効率良く加熱・破壊させることができる532nmの波長を用います。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の治療では、真皮の病変部に光を到達させるために輝度の高い光を用いる必要があります。QスイッチYAGレーザーは、深部侵達性の高い1064nmの波長に加え、Qスイッチの採用により極めて高いピークパワーを得られるため、深部疾患の病変部にも十分に必要なエネルギーを与えることができます。
(※Qスイッチとは、ポッケルスセルという超高速な電子的シャッター機構を装備することにより、ナノ秒単位の超短パルスで瞬時に非常に高いピークパワーのレーザー光を発振させる技術です。)
当院が採用しているQスイッチYAGレーザー、「レブライトSI」「メドライトC6」を製造する米国ConBio社は、1991年の会社設立以来25年以上にわたり医療用レーザーを市場に送り出し続ける、業界屈指の歴史と実績を誇るレーザーメーカーです。
ConBio社のQスイッチYAGレーザーは、皮膚科レーザー治療の世界に革新をもたらし、色素性皮膚疾患および刺青治療におけるゴールドスタンダードとして広く世界に浸透しています。
QスイッチYAGレーザー「レブライトSI」「メドライトC6」は、ConBio社の技術の粋を集めて設計された、高い信頼性と幅広い治療をカバーするレーザーとして、グローバルな市場で認知されています。
QスイッチYAGレーザーはゴムで弾かれるような痛みを伴いますが、麻酔が必要なほどの痛みではなく、氷で冷却しながら施術を行います。
施術後、照射部位が薄いかさぶたになり、1週間~10日ほどで剥がれます(個人差があります)。施術後の注意事項としては、皮膚が薄くデリケートな状態になりますので、紫外線予防と保湿を心掛けてください。
このページは、QスイッチYAGレーザーのご案内ページです。
QスイッチYAGレーザーとは、正常組織には反応せずに、皮膚内部のシミやあざなどに沈着するメラニン色素のみを、効果的に破壊することができるレーザー治療機器です。皮膚に対して一定の出力で照射ができる施術のため、強弱の差がなく、均一にムラなくエネルギーを届けることが可能です。
シミやあざでお悩みの方、是非一度カウンセリングにお越しください。
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