Dr.川島のスキンケアコラム

代謝には基礎代謝、生活活動代謝、食事誘導性代謝があります。基礎代謝とは、心臓を動かしたり、肺で呼吸したりして生命を維持するために必要なエネルギーで加齢とともに低下します。基礎代謝を上げることで脂肪の燃焼が高まります。

生活活動代謝とは、仕事、家事、運動など体を活発に動かすことで高まります。食事誘導性代謝とは、食事を消化、吸収するために使われるエネルギーのことです。脂肪を減らすには、いわゆるダイエット、食事制限はもちろん重要ですが、代謝を高めるために有酸素運動や筋トレを行うことが大切で、そこまでしなくとも早足で歩く、階段を積極的に使うことでも効果があります。また、ストレスがかかるとコルチゾールが分泌され、食欲抑制ホルモンであるレプチン分泌が低下します。ストレス解消も脂肪蓄積を防ぐには大切です。

それから、間食をやめる、遅い時間に食事をしないなどでも内臓脂肪は3，4日で減少し始めますので、その効果を実感すると習慣づけも可能です。